滋賀県立甲南高等学校さんより、「近江牛の歴史と現状」をテーマで２年生の畜産を専攻している生徒さんに講師をと依頼されました。

私みたいなものが講師だなんて滅相も無いと最初はお断りしておりましたが、私の高校時代にお世話になった先生からのご依頼

で、現場の人の生の話しが生徒も興味があるとのことと

只今、当牧場で働いて頂いている従業員の母校で、この４月からも新しく甲南高等学校の卒業生が当牧場へ就職が決まっており

、雇用の面でも大変お世話になっている高等学校さんのご依頼なのでお受けすることに致しました。

２時間もの時間、生徒さんが退屈しないようどのようにお話をさせていただこうか考え、取り敢えず最初の１時間は、以前

業界で勉強した近江牛の歴史の史料を教材として４００年以上前から現在にいたっての流れをお話させていただきました。

話の途中で生徒さんを例とした話も入れつつ私なりに退屈しないような努力もしてみました。

後半の１時間は、私の歩みや中川畜産の拘り、現段階取り組んでいることや今後どうしていくなどの話をさせて頂きました。

なんとか、無事に終わり先生方からは大変喜んでいただき、生徒さんも途中メモしている方も何人かおられたので退屈じゃ

無かったかと思います。

今回、初めて講師をさせていただき、私自身も良い経験・勉強となり、次の世代に伝えて行く歳になってきたんだなと

実感いたしました。